関東拠点にしてから、横浜に住んで4年。
東京に住みたい気持ちは一切なく、横浜がちょうど良くて、今まで住んでいたマンションも空が近くて好きだけど、最近は自然もより多く、空気が綺麗で落ち着いた湘南方面に移住したい気分です。
今日、朝ウォーキングしながら、ふと思ったこと。
起業は、周りから目に見えるような華やかな事だけでなく、ハードな事のほうが圧倒的に多いよねと改めて思った。
ある程度事業をスケールさせたいなら、1人ではヒューマンパワー的にも資本的にも限りがあるので、出資を受ける事や採用も必要。
色々な人に出会ってお話を伺うと中には「1人では不安なのでメンバーを雇って起業したい」というケースもたまに聞くけれど、人を雇うという事って、その人の生活を背負うくらいの覚悟が必要です。
売り上げが無ければ、融資を受けてでもお給料を払わなくてはならないし、そんなハードシングスを想像して覚悟できるのか、怖さが勝るなら一度立ち止まった方がいいです。
融資を受けることに、ネガティブな反応をする方もいますが余程順風満帆でない限り、融資を検討するシーンは珍しいことではないくと思います。
幸いキャッシュフローが計画通りに進む事もあるかもしれませんが、ハードな出来事が何もない想定も危険です。
なので、1人では不安という理由で、人と雇って巻き込むなら、それなりの覚悟が必要だと思います。
ただ、メンバーを増やしていくことの喜びとして、リスクを背負う分、ハードな事を1つずつクリアした先に、みんなで分かち合える喜びや幸せはあると思います。
私はだいぶ昔、起業当時にサロンをオープンをしたり、スタッフさんを雇用した時に失敗して後から気がついたことがたくさんありました。そもそもが、子育てを最優先に、やりたい事を叶えて収入を得ていくための手段が起業だっただけで、悩んでる暇や悠長に準備したりする時間なんてなかったので、私のような全てトライ&エラーで学ぶ型も、メンタルが余程頑丈でない限りあまりプッシュはできませんが、人を雇うことに関して、どんなことをしてでも、お給料を遅らせることは一切なかったです。（今色々思い出すと恐怖でしかないですが・・・苦笑)
でも、起業や今までの生き方の選択を後悔した事は無くて、子育てを最優先に、心から惹かれたJewelryArtで起業して、今でも、これでよかったと心底思っています。
そして今のLIVE LAUGH LOVE.を新たにスタートする時も私の人生の基準として「これからも家族が最も大事」という事は揺らがないだろうなという事をはっきり感じていたので、マイペースに叶えていくスモールビジネスという選択で粛々と進んでいますが、ちょうどいい。
もし出資を受けたり、外注選択でなく、雇用して拡大を選ぶなら、私だけの人生ではなく、マイペースにはいかないので・・
皆さんも起業するなら、自分に合ったスタイルやペースがベストだと思います。
たまに「営業はやりたくないからスタッフを雇いたいとか、1人だと精神的にももつか不安なので誰かと一緒に起業したい」とか、そういった気持ちも伺う事もありますが、「ハードシングスに見舞われた際にどんなことが合ってもメンバーの生活に責任が持てるのか」そう覚悟ができているのかなと自分に向き合ってみるといいかもしれません。
自分に本当に合ったスタイルの選択は大事ですが、それ以上に、周りをアンハッピーにしない覚悟もきっと大事。
