こんにちは。
皆さま、お変わりなくお過ごしですか?
昨年は祖母の旅立ちもあり、新春のご挨拶はWEBでも控えさせていただき、日頃お世話になっている皆さまへは寒中お見舞いとさせていただいておりました。
遅ればせながら、皆さまのご多幸をお祈り申し上げます。

そして今日はちょっとだけ特別な日なので、昨年末頃から、ちょいちょい書き溜めてきて途中だったDiaryをまとめて更新しようとブログを書いています。

Diary at 2023.12

12月は息子のバースデー、早いものでもう23歳。11.29には息子のお店のオープンも無事済んで、大晦日には家族みんなで実家で集まり新年をゆっくり迎え、2024年の始まりも、とても幸多き始まりでした。

そして新年早々から、この1月〜2月までの間に息子にもらった言葉や対話の中で、思いがけないような幸せな時間や優しさを沢山もらったのでブログに残しておきたいと思って書いています。

こうしてブログやSNSを使うことは、子育て全盛期に起業した頃から仕事のためだけではなく、その時思った事や子供の事も記録に残しておく理由としては、webなら「普段思っている沢山の伝えきれないメッセージ」を残す場所に最適だからです。(オンラインのDiary的な感じで残しているので更新は気ままにマイペースですが・・・^^;)

Diary at 2023.11 .29
息子のお店のオープンのお祝いにささやかですがバルーンを贈りました。(実はBlanc de Bleuも・・♡)

息子の独立に関しては、以前から聞いてはいたのですが、あれこれ相談にのる過程で、親としては起業後の想像を絶する大変さやハードシングスがわかるだけに、初期投資のハードルが低く比較的売上を立てやすい受託かエージェント系のビジネスモデルも提案してみたものの、結果としては、息子自身が高校のバイト時代も含めて経験を積んできた飲食系の業種を選ぶ結果となり・・本人の人生なので、そこからはじっと黙ってひっそり応援することに。

特に頼ってくる事もなかったですが、普段、私が仕事で制作系のツール全般を使うので、操作やファイル形式等、何かあると相談してくれたりしていました。何かにつけ「おかあには負担はかけたくない」と言ってくれるので私が制作系だからといって、丸投げで依頼してくるような事もなく「なんでも自力で作ってみている」とAdobe CCを駆使して名刺等も自分で作っていたようです。

勿論ファイナンスで援助したことも一切ありません。ただ私としては20歳過ぎの未熟なうちに母になって、ずーっとシングルだったので、まだまだしてあげたい事なんていうのは足りないくらいです。だから困った時は親子なんだからいつでも言ってと言うのですが「充分今までしてもらった」「一切負担はかけたくない」「体調は本当に大丈夫か」「逆になんでも言って」などなど、これ以上の優しさは無いくらいの言葉をくれています。

相談はしてくれても簡単に頼ってはこない。本当に心配ないくらいの大人になったなぁと思います。
ただやっぱり、何度振り返っても思い出すことは、もっとしてあげたかった事ばかり。
親ってみんなそう思うのかな。

子育てが終わって数年。ようやくこうして振り返る時間が出来ましたが、どんなに大変な時も、優しくて、健康で、いつまでも仲良く話してくれる息子が居るっていうだけで、私の母になってからの人生って、いつも幸せしかない。
そんなふうに思って2023年も年を越し、新年からまたびっくりするくらいの優しさをもらった始まりの2024になりました。

Diary at 2024.1.6

12月の年末に新潟に帰省して、今年は2日にはもう神奈川に帰ってきていたのですが、6日に息子から電話がありました。どうしたのかな〜またAdobeの質問系か何かあったのかな〜と思って出てみたら、少しいつもと違って仕事の相談ではなく「おかあの体調の事で。心配もあるから新潟の家に帰ってきたほうがいいかなと思って」と話し始めてくれたので、本当に新年早々驚きました。

4−5年前、当時私が子育てが終わったタイミングで関東を拠点にするか考えていた頃に、ちょうど子供が「1人暮らしをしたい」と言い出したタイミングだったので、どうせ将来的にあげるつもりで買った家だし・・と思い「アパートを借りて一人暮らしするにもランニングコストが想像以上にかかるから、今まで育ったこの家でまず1人暮らししてみたらどうか」と話し、少し早いけど家は将来のために子供にあげる方向で私が関東を拠点に決め完全移住したからです。
その後、もちろん息子が自分の家で充実した1人暮らしを送っている事も知っていて、それなのに「心臓の発作が起きたとき1人だと心配だから帰ってきた方がいいと思う」と言ってくれたことに驚いて涙が出ました。

ただ、母親の私としては正直もったいないほど・・・「嬉しいけど、今帰って一緒に住むことは、想像以上に1人暮らしのペースも変わることになるし、大丈夫。住み慣れた神奈川が好きだし、何より負担も面倒もかけたくないから気持ちだけもらうね。一生忘れない」と何度もお礼を言いその日は、そのまま少し話して電話を切ったのですが、また翌日息子は電話をくれたのです。「昨日話してからまた考えてみたんだけど、おかあは、そっちでの仕事もあるし多分俺に遠慮して家にすぐ帰って一緒に住むって選択をしないんだと思うから、これを機に自分が神奈川と新潟を行き来して2拠点生活してみようと思う!2拠点生活で視野も広がるし、仕事も今の店だけじゃなくて将来的にもっと広く考えていきたいと思う事もあるから自分がまず行き来するよ!急に体調が悪くなった時とか、発作起きた時とか自分がいた方がいいから」と・・・。本当に返す言葉がないほどでしたが、こんなにも大人になったこと、仕事も友達付き合いも忙しい歳頃なのに、こんなにも考えてくれたんだと思うと、本当にびっくりして涙が止まりませんでした。
前回同様、「私としては、そんなふうに考えてもらっただけで有難いし一生忘れられないくらい十分な優しさもいつももらっているから、本当に気持ちだけもらうね」と何度も言ったのですが、息子の意志は揺らがず。

その後も、何度もやはり気持ちだけもらうとLINEしたりしていたのですが、ずっと意志は変わらずで、「もう決めたことだから!新潟と神奈川、1週間か2週間ごととかに行き来する感じにしようと思う」と言って着々と予定を調整してくれていたようです。

Diary at 2024.2.7

とうとう息子が神奈川に来てくれました。(ちなみに東京は子供の頃にディズニーに行くついでに、千葉は留学の際に成田へ行ったことがあったのですが、関東圏で神奈川は初・・・東京駅で迷わないかなと思っちゃったりしましたが、さすがに23歳。なんて事なく無事にいらっしゃいました・・笑)近年では、帰省の際に年2回程度会えるだけだったので、お正月に会って、またすぐ顔が見れるなんて嬉しさも一入。さらに着いてすぐ「はいこれ」と渡してくれました。

高龍神社さまへ行った時にお守りを買ってきてくれたそう。今までずーっと息子が大人になるまでは初詣、受験とお守りを買ってあげたことはあっても、こうして買ってもらったのは初です。嬉しすぎて、一生ボロボロになるまで持ち続けたいと思っています。

毎日、毎日、日常にたくさん何気ない幸せが溢れていますが、「一生忘れない」と思うほどの優しさが溢れる瞬間を、新年からたくさん息子にもらっています。
本当にありがとう。
若いうちにお母さんになって、大変な時もあったけれど、その大変さ以上に幸せしかない☺︎

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